第2章
中断した最後の会の最後の演奏曲目、『ラデツキー行進曲』で第2章の幕が上がりました。
会場も、以前と同じ武蔵野公会堂。立ち見のお客様が100人を超えての満員御礼でのスタート
となりました。なぜ、そんなにたくさんの方がご来場くださったのか?
再開に当たり、中断時のお客様名簿を元にご案内を送りました。転居され届かないものも多かっ
ご家族でご来場くださったため、お客様が増えたことがわかりました。現在、親子3代のお客様
も
題名 | 演奏曲目のいくつか | 備考 | |
第 21 回 1996. 6. 7 武蔵野公会堂 |
初めの一歩 | ラデツキー行進曲 / マドリガル 威風堂々第1番 / さくら横ちょう どろぼうかささぎ序曲 / 紫陽花 路地の子 / 雷鳴と電光 / 藤の花 |
40名のオーケストラが出演 中断前の最後の会の最後の 曲ラデツキー行進曲から演 奏が始まった |
第 22 回 1997. 4.12 三鷹市 芸術文化センター 風のホール |
オーケストラ 解体新書 ~こんな楽器で こんな音?!~ |
ルスランとリュドミーラ序曲 / ファ ランドール / ボレロ / アンサン ブルー木管・・観光列車 金管・・グランド・セントラル 打・・ガーナのテーマ 弦・・プリンク・プランク・プランク |
オーケストラの演奏ではヴィ ヴァルディの四季から始まり 最後はボレロでオーケストラ の大きさを表現。ロビーでは 楽器展示と楽器を持っての 記念撮影 大人気でした |
第 23 回 1998. 4.18 三鷹市 芸術文化センター 風のホール |
草原に 風光るとき ~わが心の モンゴル~ |
ダッタン人の踊り / スラブ舞曲 コーカサスの風景より酋長の行列 中央アジアの草原にて / アンダ ンテ・カンタービレ / 馬頭琴の 演奏でモンゴルのセレナーデなど |
『スーホの白い馬』のスライド 上映に併せて絵本の朗読。 引き続きチ・ブルグド氏によ る馬頭琴の演奏。ロビーでは 琵琶・リ ュートなどを展示 |
第 24 回 1999. 4.10 武蔵野市民文化会館 大ホール |
名曲の条件 第1部 時代と名曲 第2部 ずぅーっと 名曲 |
軽騎兵序曲 / カルメン第1組曲 フィンランディア / アイネ・クライ ネ・ナハト・ムジーク / マーラー 作曲アダージェット / マドンナの 宝石間奏曲 / モルダウ |
名曲には、時代を問わずのも のと、時代とともに移り変わる ものがあると考え、理由を考 察。舞台上でSPでサッチモを 再生。ロビーでSP~CDオー ディオ機器の変遷を展示 |
第 25 回 2000. 4.15 武蔵野市民文化会館 大ホール |
想ひ出音流箱 (おもいで オルゴール) |
森の水車 / あめのうた / この道 リパブリック賛歌 / エルチョクロ トランペット吹きの休日 / 太陽が いっぱい / バーバーの弦楽のた めのアダージェット / 天国と地獄 |
人にはそれぞれ懐かしい曲 が存在する。25回を記念して 懐かしい曲を集めた。 歌声喫茶の再現。 スライドも利用。 |
第 26 回 2001. 4.14 三鷹市 芸術文化センター 風のホール |
21世紀 ホラ・スコープ |
ムーンライトセレナーデ / 風の 伝説 / 君をのせて / 瑠璃色の 地球 / 星に願いを / イマジン 夜空のトランペット 交響曲第5番『運命』 |
怪しげな預言者が登場し、21 世紀を予言しながら、それに ふさわしい曲を演奏。結論が 運命に任せるしかないとは情 けない |
第 27 回 2002. 4.13 三鷹市 芸術文化センター 風のホール |
吾輩は 猫でない |
別れの曲 / 猫ふんじゃった アルハンブラの思い出 / 愛の 使い / ハイドン交響曲『驚愕』 シューベルト交響曲『未完成』 |
作曲者自身が命名した覚え がないという曲を集め、どうし てそう呼ばれるようになった のかを考察した。 |
第 28 回 2003. 4.26 三鷹市 芸術文化センター 風のホール |
音楽史 良妻・悪妻? |
バッハのシチリアーノ / シューマ ン歌曲集『ミルテの花』より献呈 子供の情景 / スラブ行進曲 モーツァルトのディヴェルティメント |
音楽史上の良妻・悪妻を俎上 に載せ、悪妻は本当に悪妻な のかについて考えた。 |
第 29 回 2004. 4.11 三鷹市 芸術文化センター 風のホール |
志鳥音楽賞 受賞記念 点と点線・・・ |
ツァラトストラきこう語った導入部 ハムレット終幕のための葬送行進 曲 / モーツァルトのレクイエム 歌劇『魔笛』より、序曲・ 夜の女王とザラストロのアリア ハンガリー 行進曲 |
ツァラトストラ、ザラストロ、ゾ ロアスタ ? 『点と線』ではなく 『点と点線』 解説にそれほどの自信が持 てないということ。 舞台上で、授賞式を行った |
第 30 回 2005. 4.10 三鷹市 芸術文化センター 風のホール |
ワルツの時代 ~音楽ビジネスの 夜明け~ |
春の声 / 皇帝円舞曲 / 観光列車 舞踏への勧誘 / 鍛冶屋のポルカ 美しき青きドナウ / ドナウ河の漣 スケートをする人々 / ピチカート ポルカ / トリッチ・トラッチ・ポルカ |
第30回を記念してワルツの特 集。オーケストラの女性のドレ ス姿が大好評。舞台が華や いだというご意見を多数いた だいた。演出や解説も好評。 |
第 31 回 2006. 4.16 三鷹市 芸術文化センター 風のホール |
Viva! 還暦 | 80日間世界一周 / エデンの東 真珠採りのタンゴ / マンボNo.5 大脱走のマーチ / ムーン・リバー シェルブールの雨傘 / 夕夏里 交響曲第9番『新世界より』 |
音楽会代表者・市橋が還暦と なり、懐かしい曲を集めての 企画でしたが、お客様の年齢 も高く好評でした。第2部の 『新世界より』も、エネルギー をいただいたと好評で した。 |
第 32 回 2007. 4.13 三鷹市 芸術文化センター 風のホール |
二人の 女性を めぐって カルメンと アルルの女 |
『アルルの女』より前奏曲・パスト ラーレ・間奏曲・カリヨン・ファラン ド ールほか12曲 『カルメン』より、前奏曲・アラゴ ネーズ・闘牛士の歌 ほか |
劇付随音楽『アルルの女』を 朗読と演奏で再構成 『カルメン』は、組曲の抜粋を 演奏。最後に二人の女性を 徹底比較。どちらが悪女? |
第 33 回 2008. 4.18 三鷹市 芸術文化センター 風のホール |
双子座の気分 | ロッホ・ローモンド と 五番街のマ リーへ / バイエル41番 と 終着駅 エルチョクロ と しあわせ芝居 太陽がいっぱい と 今日でお別れ カメ と 天国と地獄 |
第17回(30年前・1978年)のリ ニューアル版。 古今東西の似ている曲を集 めそれが単なる偶然なのか 否かを探った。 |
第 34 回 2009. 4.18 三鷹市 芸術文化センター 風のホール |
紆余曲説 ベートー ヴェンを 考える |
交響曲第5番『運命』 交響曲第6番『田園』 |
音楽会の歴史の中で、初めて 交響曲2曲だけの演奏会。 第1部で『運命』終了後、映像 を交えベートーヴェンの実像 に迫った。 |
第 35 回 2010. 4. 9 三鷹市 芸術文化センター 風のホール |
音のスケッチ あなたは曲名から どんな景色が 浮かびますか? |
ハンガリア狂詩曲第2番 / 中央 ア ジアの草原にて / イタリア 奇想曲 / ペルシャの市場にて 修道院の庭 / 踊るこねこ 口笛吹と犬 / タイプライター 紙やすりのバレエ |
前回の解説中「ベートーヴェ ンは標題音楽を嫌った」とい う話から題名のついている曲 を集めた。題名に色名が入っ ている曲があり、色を当てる クイズを出題 (ウエッジウッドの青) |
第 36 回 2012. 4. 7 三鷹市 芸術文化センター 風のホール |
波瀾万丈 ペール・ ギュント物語 |
ペール・ギュント第1・第2組曲 劇付随音楽ペール・ギュントより 序曲・婚礼の音楽・山の魔王の 娘の踊り・泥棒と密売人・教会 の音楽・ソルヴェーグの子守歌 |
第1部では、朗読とアンサン ブルで再構成した『波瀾万丈 ペール・ギュント物語』を上演 第2部では組曲全曲を演奏 1部2部ともに絶賛を博した |
第 37 回 2013. 4.20 三鷹市 芸術文化センター 風のホール |
紡ぐ オーケストラ の絆 |
歌劇『どろぼうかささぎ』序曲 歌劇『ザンパ』序曲 歌劇『ウィリアム・テル』より スイス 軍の行進 ベートーヴェン交響曲第7番 |
本来オーケストラとはどういう 意味なのか、どのような絆で 結ばれているのかを解説。 6名のお客様が演奏者の間 に座ってオーケストラを体験。 御感想を含め大好評。 |
第 38 回 2014. 4.12 三鷹市 芸術文化センター 風のホール |
さあ コンサートにで かけよう!! |
ハンガリア舞曲第1番・5番・6番 クラリネットをこわしちゃった G線上のアリア ベートーヴェン 交響曲第5番『運命』 |
木管楽器と金管楽器の違いに ついての大考察。 コンサートのマナーなど雑学も 含めてアンケート結果は大好評 |
第 39 回 2015. 4.11 三鷹市 芸術文化センター 風のホール |
弾く・弾く・弾む オーケストラは 歌う |
ピチカート・ポルカ 晩春 ドヴォルジャーク 交響曲第9番『新世界より』 |
忙しそうな弦楽器と、時として 暇そうに見えることもある打楽 器を徹底比較 ボディー・パーカッションを体験 |
第 40 回 2016. 4.17 三鷹市 芸術文化センター 風のホール |
Viva! さよなら コンサート 音楽は 時代を映したのか? |
キャンディード序曲 歌劇『フィガロの結婚』序曲 交響詩『フィンランディア』 威風堂々第1番 |
「歌は世につれ世は歌につれ」 は、本当か否かを考えた。 チケットは完売となり、無事に 大団円を迎えた |
21回以降は、毎回オーケストラの演奏がメインとなりました。
Kid’s Spaceは利用者がなくなり、第28回で中止となりました。
27回以降、バリア・フリーを考慮して、磁気ループ席の設置、点字プログラムの用意を開始しました。
が、これも利用者が少なく、現在は事前申し込みをいただくこととなっています。
当日お配りするプログラムの中で、曲名は文字を大きくしています。これも、バリア・フリーの一環
です。
現在ご案内を差し上げている方は、1200所帯を超えました。